皆さまこんにちは!
今回は歯磨きをいつも通りしてるとどうなるか説明しようかと思います。
あ、ちなみに寝る前の歯磨きはガンになるリスクを高める可能性がありますので、
注意してくださいね。

私は歯医者が嫌いなので、基本的に歯医者には行ってません。
先週歯が欠けたので歯医者に行きましたら、虫歯が5本もありました(笑)
私のように歯医者が嫌いで行かない人は結構多いのではないかと思ったので、
今回の記事を書こうかと思いました。
よく歯周病って聞きませんか?
虫歯放置してませんか?
歯周病とは
歯周病とは、要するに歯の周り(歯ぐきや骨)が壊されるなどしておきる炎症性疾患です。
歯磨きの際に十分清掃が行き届いてないと、歯と歯肉の間の歯周ポケットに細菌を含んだ汚れ(垢つまりプラークや歯石)が溜まります。その細菌が毒素を生成し歯肉や骨にまで影響を与え、破壊してしまいます。やがて最後には歯が抜けることになってしまいます。

プラークとは
プラークとは、歯垢やバイオフィルムとも呼ばれるもので、食べかすとは違うものです。
歯の表面に付着している菌が増殖して塊になったものを指します。
プラークは時間が経つと唾液の成分と混ざって硬くなります。
これが歯石と呼ばれます。
プラークを溜めないこと・除去することで、歯周病を防げます。

プラークを100%除去することは可能なのか
プラークは歯磨きで取り除くことは可能ですが、
歯磨きだけで100%取り除くことは歯科医師でも難しい。
取り除ききれなかった日々の磨き残しが、徐々に分厚いプラークとなり、やがて歯石となってしまいます。

では、どれくらいの人が歯周病になっているのか見てみましょう。
歯周病の割合
日本人の歯周病患者の割合は

- 15~24歳 20%
- 25~34歳 30%
- 35~44歳 50%
- 55歳以上 55~60%
となっております。
私の年代になると3人に1人は歯周病になっていることが分かります。
あなたの周りには何人の歯周病患者がいる計算になりますか?
気づいていないだけで、、、
あなたの歯は既に手遅れに!
日本人の歯磨き回数と時間
日本人が1日何回歯磨きをするのかご存じの方はいますでしょうか。
- 1日3回磨く 28%
- 1日2回磨く 48%
- 1日1回磨く 13%
- その他 11%

1回の歯磨き時間は、
- 10分以上 16%
- 6~9分 10%
- 5分 14%
- 4分 3%
- 3分 29%
- 2分 19%
- 1分 9%

歯周病になる割合は、歳を重ねるごとに年々増えていきます。
55歳以上で2人に1人が歯周病になるのであれば、、、
20歳でたとえ10人の内2人が歯周病で、他の8人は大丈夫だとしても、
30年後には10人の内5人が歯周病になることが分かります。
つまり、、、
全ての人は時間経過で歯周病になる可能性があります。
歯周病により発生しやすくなる病気
歯周病にまだなってないから、、、
私は大丈夫と思ってませんか?
歯周病により口の中で増殖した歯周病菌は、歯茎や歯肉から血管に入ります。
血管に入った歯周病菌により、さまざまな病気になりやすくなります。
この中で一つでも自分が怖いと思うなら、自分の歯磨きを見直す必要があります。
- 感染性心内膜炎
- 狭心症
- 心筋梗塞
- 脳卒中
- 糖尿病
- 気管支炎
- 肺炎
- 低体重児出産
- 早産
- 肥満
- メタボリックシンドローム
歯周病菌は、血管内に脂肪性の沈着物を作ります。
その結果、血栓ができる状態となり、はがれた血栓が血管を塞ぎます。
このようにして心血管疾患になってしまいます。

歯周病と糖尿病の関係
歯周病は、糖尿病の合併症であるとの見方がされてきましたが、
近年歯周病になると糖尿病が悪化することが分かってきました。
歯周病菌が歯茎から血管へと侵入すると体内で死滅します。
歯周病菌の死骸がもつ毒素が血糖値に悪影響を及ぼし、インスリンの生産を低下させることで、
糖尿病が悪化してしまいます。

歯の磨き方と工夫
歯磨きの基本
1か所を20回以上、歯並びに合わせて歯磨きをしてください。
3つのポイントに注意することが大切です。
毛先を歯の面にあてる
ハブラシの毛先を歯と歯ぐき(歯肉)の境目、歯と歯の間に、きちんとあてる。軽い力で動かす
ハブラシの毛先が広がらない程度。小刻みに動かす
5~10mmの幅を目安に小刻みに動かし、1~2本ずつ磨く。
歯磨きの工夫
「歯磨きの基本」を守りながら、ハブラシが届きにくい歯も、工夫して丁寧に歯磨きしましょう。
でこぼこ歯並び前歯のでこぼこしている歯は1本1本にハブラシを縦にあてて毛先を上下に細かく動かしましょう。

背の低い歯奥歯の背の低い歯に対しては、ハブラシを斜め横から入れて、細かく動かしましょう。

歯と歯ぐき(歯肉)の境目歯ぐき(歯肉)に対しては45度の角度に毛先をあててハブラシを5mm幅程度で動かしましょう。

歯周病にならないためには
歯周病を防ぐ方法は限られてきます。
歯磨きの回数を増やすこと。
歯磨きの時間を増やすこと。
歯磨きを効率的に行うこと。
歯磨きのやり方を見直すこと。
単純に歯磨きにかける時間や回数を増やせば、
この問題は解決できると思います。
ただ回数と時間を増やして!って言っても、
なかなか実行に移すことは難しいように感じます。
人は面倒くさがりな生き物だから、歯磨きなんて絶対やらない
人間ってのは面倒くさがりが9割を占めてると思います。
そうです。時間をかけるのも回数を増やすのも、面倒だから絶対やりません。
医者に危険です!って言われるまで、本気で取り組む人はいません。
なら、どうすれば改善されると思いますか?
歯ブラシはどれを使えばいいの?
電動?手動?硬め?柔らかめ?
歯磨き粉は何を使う?
フロスは使うべき?
マウスウォッシュってどうだろう?
これね、めっちゃ種類あるんです。
しかも年々どんどん新商品が発売されてるんです。
毎日3回10分以上歯磨きをする人がなかなかいなくて、
皆面倒くさがりだから、、、
言ってもやらないから、、、
だから、たくさんの種類と量が開発されてるんです。
便利な道具を使ってしまえば解決可能!!
という訳で何を使えばいいのか、これからまとめていこうかと思ってます(笑)
まとめ
○歯磨きをおろそかにすると人生を左右する結果につながる。
○糖尿病が悪化する。
○動脈硬化であらゆる病気のリスクが高まる。
○人間の9割は怠惰だから、面倒なことはやらない。
○面倒なことは全て便利な道具、便利な機能に頼ればいいのです。
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